エレキギターの弦交換に挑戦した中年おじさん

ギター

エレキギターを手にした初日に
チューニング中に弦を切ってしまった中年おじさんのS61。

ギターを弾く練習をする前に弦交換を覚えることになりました。

この記事は、37歳にして初めてエレキギターを趣味にしようと思ったおじさんが弦交換にチャレンジした際の備忘録です。

これから弦交換にチャレンジしてみようと思っている方にも参考になればと思います。

 

ギターの弦交換に必要な道具

まず、ギターの弦を交換するために必要な道具を調べてみた。

【絶対必要なもの】
 ・弦
 ・ストリングカッター(弦を切るためのニッパー)

【あると便利なもの】
 ・ネック台(ネックピロー?)
 ・ストリングワインダー(ペグを回すのに便利な道具)

とりあえず、弦とストリングカッターとやらがあればエレキギターの弦を交換することができるらしい。

S61は、どうせこれから何度も弦交換をすることになるだろうから
ネック台とストリングワインダーも購入しました。

S61がギターの弦交換のために実際に買ったもの

  • 弦(Elixir NANOWEB Light .010-.046 3個セット)
  • ストリングワインダーとニッパーが一緒になったもの
  • ネック台

全部アマゾンで揃えて約5,000円くらい。
弦は太さやコーティングの有無などで値段が変わるけど、今回は長持ちするというコーティング弦のElixir(エリクサー)を選択。Elixirは1セット1,500円位だけど、Amazonだと『2セット+1ボーナスセット』という実質3セットのものが3,000円でお得だった。

 

いざ!エレキギターの弦交換にチャレンジ

たまたま自宅にあったヨガマットをギターの下に敷いてギターの弦交換に挑戦開始。

早速役に立ったのが『あると便利なもの』のネック台。

このようにギターのネックを、ある程度の高さを確保しつつ固定できるので
ギターが安定するしペグも回しやすくなります。

 

エレキギターから弦を外す

まずはエレキギターから弦を外すために
ペグを回して弦を少し緩め、ストリングカッターですべての弦を切ります。

S61が買ったのはAmazonで800円位で売っていた
ストリングワインダーとストリングカッターが一体となったもの。

これをニッパーと同じように使って弦を切断します。

正直、弦が切れさえすればいいのでワイヤー切断用のニッパーを持っていれば
わざわざストリングカッターを買う必要はないです。

弦を切断したらギターのヘッド側とボディー側からそれぞれ弦を取り外します。

これで新しい弦を取り付ける準備ができました。

 

新しい弦をエレキギターのテールピースに通す

新しい弦をギターに取り付けるために
まずは6弦~1弦のすべてをテールピースのそれぞれの穴に通します。

テールピースはギターのボディ側に付いている弦を固定するためのパーツ。
6弦から1弦を通す位置を間違えないように順番にブリッジに通していきます。

S61が購入したスターキャスターはブリッジとテールピースが別々になっていますが
ギターのよってブリッジとテールピースが一体となっているものもあるらしいので
ギターによって取り付け方に若干の違いがあるようです。

 

弦をペグに巻き付ける!・・・その前に

ギターの仕様によって弦の巻き方に違いがあるらしい。
なので、まずは自分のギターの仕様を確認する。

S61の場合は実際に弦の交換をしている最中に知ったのですが
ギターの仕様によって弦の巻き方や余分な弦を切る位置に違いがあるらしいのです。

実際に、S61はこの違いに気が付かず少し失敗したので
まずは弦をペグに巻き付ける前に自分の持っているギターの仕様を確認しましょう。

 

レスポールタイプか否か?

エレキギターの弦交換で一番影響があると思われるのが
ギターのタイプがレスポールタイプかどうかということ。

画像引用元:https://gibson.jp/

レスポールタイプの場合はエレキギターのヘッドの形状がほかのタイプのギターと異なっているため弦の巻き方に違いが出てきます。

レスポールタイプのヘッド

 

画像引用元:https://gibson.jp/

このようにペグが3個ずつ左右に分かれて付けられておりヘッドの形状が左右対称です。

それに対してS61の所有するスターキャスターのヘッド形状はこちら。

6個のペグが片側に一列になって取り付けられておりヘッドの形状が左右非対称です。
つまり、S61のギターは”レスポールタイプではない”ということになります。

 

弦を巻きつけるペグポストの形状を確認

弦を巻きつける部分のペグポストには
縦に穴が開いているタイプと横に穴が開いているタイプがある。

S61の所有するエレキギターのスターキャスターのペグポストは
縦に穴が開いているタイプのものでした。

 

弦をペグポストに巻いていく

ここから紹介するのは

  • レスポールタイプではない
  • ペグポストが縦穴タイプ

という条件のギターに弦を巻いていく方法です。

 

弦を適切な長さにカットする

弦の長さの目安 = 【ペグの縦穴分の長さ+弦をペグに2~3周くらい巻ける長さ】

縦穴タイプのペグを持つエレキギターの場合
弦をペグに巻き付ける前に適切な長さにカットする必要があるのですが・・・

初めてギターの弦を交換するS61はこの長さで悩みました。

というのも、人によってこの長さに違いがあるのです。

1~6弦すべてペグ2個分先で切る人もいれば
弦ごとに余分にとる長さを変えている人もいる・・・

はたして、どの方法が一番いいのだろう??

個人的な結論から言うと
1~6弦のすべての弦で3個先のペグを目安に
カットするのがいいという結論に至りました。

S61のスターキャスターの場合は3個先のペグを目安にカットすると
良い感じに弦を巻くことができました。


 

カットした弦の先をペグポストの穴の長さに合わせて90度に折り曲げる

弦をカットしたら、ペグポストの縦穴に弦を奥まで挿して90度に折り曲げます。
ペグによって穴の深さに違いがあるのかはわかりませんが、弦の先から2cmくらいを目安に折り曲げるのが一般的らしいです。

 

弦を巻いていく

弦をペグポストに挿してペグを回して弦を巻いていきます。

弦を挿して、弦が抜けないように軽く抑えながら・・・

ペグを反時計回りに回して、弦を下方向に重なるように弦を巻いていきます。

この時にストリングワインダーがあるとペグを回すのがとても楽です。
弦交換する際には絶対にあったほうがいいと言えるくらい便利でした。

ちなみに、ペグを時計回りに回して弦を巻いてしまうと
この写真に書いた赤線のように弦がナットの位置から斜めになってしまいます。


なので、もしどちらの方向に回すのか迷ったら
ナットからペグに向かって弦が真っ直ぐになる方向に巻くということを覚えておくといいです。

また、弦を巻く際に注意しないといけないのが
ボディ側にあるブリッジとヘッド側にあるナットのそれぞれの溝に弦が通っていることを確認すること。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2024-01-27-039.jpg

以上の作業を6弦~1弦順番におこないます。

 

弦交換完了!

ギターの弦交換が完了した状態がこちら。

6弦は最初短くカットしすぎてしまったため1巻きくらいしかできず失敗してしまいましたが
とりあえずこの状態で練習していくことにしました。

あとはチューニングをしてエレキギターの弦交換は完了です。

初めての弦交換だったので2時間くらいかかりましたが、
一度覚えてしまえばとても簡単な作業だと思います。

弦をカットする長さにだけ注意すれば大きな失敗は起きなさそうです。

これでギターの練習ができるようになったのでちょっとずつ頑張ります。

 

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